株式会社ヘンリー エンジニアブログ

株式会社ヘンリーのエンジニアが技術情報を発信します

SRE Kaigi 2026 で推しのインフラツールについて聞いてみた

株式会社ヘンリーで SRE をやっている id:nabeop です。

ヘンリーでは SRE Kaigi 2026 でゴールドスポンサーとしてスポンサーブースを出していました。

当日のヘンリーブースの様子

当日は朝からブースにたくさんの方に足を運んでいただき、いろいろなお話ができてとても刺激的な1日を過ごせました。また、SRE Kaigi 2026 の運営スタッフの皆様、素晴らしいカンファレンスをありがとうございました。

今回のヘンリーブースでは会話のきっかけとして、「あなたの推しインフラツールを教えてください!!」というアンケートをしてみました。実はこのアンケートは会期前に社内でも実施していたので、今回は会場での結果と社内での結果をみていきたいと思います。

推しのオブザーバビリティツールを教えてください

最初に SRE に欠かせないツールとしてオブザーバビリティツールについて聞いてみました。

会場でのアンケート結果

会場ではメジャーどころの Datadog が 54.7% と圧倒的に多く、ついで、New Relic や Grafana Labs が続くという感じでした。対して社内では Honeycomb が一番支持されていて、New Relic と Mackerel が続いているという感じでした。

世間では Datadog が結構支持されると予想はしていましたが、ここまで多くの支持を集めるとは予想していませんでした。

弊社では Datadog も使っているけど、Honeycomb の支持が強かったのは、弊社では分散トレーシングの分析に Honeycomb を活用しており、その便利さから支持されたのだと思います。

推しの負荷計測ツールを教えてください

続いて負荷計測ツールについて聞いてみました。

会場でのアンケート結果

会場では k6 が 47.9% と一番多く、ついで、Aapche JMeter が 26% の支持を獲得していました。社内でも k6 が一番支持されていて、ここは社内と会場での差はあまりないようでした。

自分も負荷シナリオを JavaScript で記述できて、かつ、環境のセットアップが簡単にできることなどから負荷計測ツールは k6 を愛用しています。

推しの IaC ツールを教えてください

続いて IaC ツールについても聞いてみました。

会場でのアンケート結果

会場では Terraform が 75.3% と圧倒的な支持を集めていました。社内でも同様に Terraform が一番支持されていていました。Terraform はマルチクラウドに対応しているというのも支持をあつめた理由じゃないかと思っています。

推しのコンテナ実行環境を教えてください

インフラツールかと言われるとちょっと疑問があるかもしれませんが、コンテナ実行環境についても聞いてみました。

会場でのアンケート結果

ここでは AWS 系の Amazon ECS と Amazon EKS が65.7%の支持をあつめ、Cloud Run / GKE と Kubernates が続くという感じでした。社内でも同様に Amazon ECS と Amazon EKS が一番の支持を集めていました。

推しの ツールとの結果と合わせてみてみると、AWS 系のサービスを使っていても IaC ツールは Terraform を使うという傾向がありそうでとても興味深い結果でした。

推しのコマンドを教えてください

最後に変化球として推しのコマンドについて聞いてみました。たくさんの推しのコマンドが挙げられており、代表的なものを紹介します。

  • kubectl
  • ls
  • awk

kubectl は推しのコンテナ実行環境で Kubernates を上げられる方が多くいて、その影響かなーと思っています。中には kubectl のサブコマンドまで指定する人もいて楽しかったです。あとは lsawk など普段よく使っていそうなコマンドがありました。

最後に

SRE Kaigi 2026 ではブースに足を運んでいただいたかたとの会話のきっかけになるように推しのインフラツールを聞いてみましたが、色々な推しを聞けてとても楽しかったです。個人的には IaC ツールは Terraform と AWS 系のツールがもう少し拮抗するかと思いましたが、Terraform が予想よりも多くの支持を集めていて、人気を再確認できました。

また、ブースのコンテンツとしては弊社が実施している AWS 移設についても紹介しており、様々な方に興味を持ってもらえました。とくに、異なるクラウドベンダーでの移行はあまり事例がないため、その理由について多くのご質問をいただきました。

ヘンリーでは 2026年2月12日に Henry Engineer Meetup #5 を「組織とプロダクトの変化に合わせたクラウド選択」という内容を予定しています。ブースでも解説しきれなかった背景などについてご紹介する予定ですので興味のある方はぜひ参加をご検討ください。

また、ヘンリーでは SRE に限らずエンジニアを募集しています。ヘンリーに少しでも興味があるかたはぜひカジュアル面談で弊社の紹介をさせていただきたいです。