株式会社ヘンリー エンジニアブログ

株式会社ヘンリーのエンジニアが技術情報を発信します

Apollo Serverをv4にアップグレードしました

株式会社ヘンリーでSREなどをやってる戸田(id:eller)です。弊社サービスはBackend for FrontendとしてApollo Serverを採用しています。 先月まではApollo Server v3を利用していましたがEOLが今年の10月に迫っていたため、v4へのアップグレードを実施しま…

GitHub ActionsでNextJSアプリのビルドとCloud Runへのデプロイを組む

株式会社ヘンリーでSREなどをやってる戸田(id:eller)です。最近の仕事のテーマはリスクコミュニケーションとサイト信頼性です。 弊社のビルドとデプロイは長らくCircle CIを使ってきました。一方でGitHub Actionsも強力なRunnerを使うハードルが下がったり…

OpenTelemetry Collector 自身のモニタリングについて考える

OpenTelemetry Collector 自身の内部情報をメトリクスとして OTLP バックエンドに転送する方法について書きました。

mablers_JPでドメインエキスパートとQAについて登壇しました

SDET / SREのsumirenです。 2023/12/21に開催されたmablers_JP オフラインMeetUpにヘンリーから登壇しました。その際の登壇内容について、こちらのエントリにサマリを記します。 当日のアーカイブは以下になります。よろしければぜひご覧ください。 youtu.be…

2023年ヘンリーアドベントカレンダー完走の感想

ヘンリーで SRE をやっている id:nabeop です。 そして、この12月、さらにシェアを増やすべく、有志の企画によりヘンリー史上初のアドベントカレンダーを行うことになりました。 Advent Calendar 2023をやるので2023年を振り返ってみます - 株式会社ヘンリー…

スタートアップの熱狂と急成長を両立させる野望

VP of Engineeringのid:Songmuです。このエントリーは株式会社ヘンリー Advent Calendar 2023、最終日の記事です。 ヘンリーは今年、本丸の病院向け電子カルテ・レセコンシステムのサービスを開始し、順調に事業が立ち上がっています。早くも業界でもユニー…

認知科学を応用した医療ドメインの効率的キャッチアップ

【この記事は株式会社ヘンリーAdvent Calendar 2023の24日目の記事です。昨日は 嶺野さんによるヘルステックエンジニアのキャリアという話でした。】 こんにちは!2023年10月にヘンリーに入社した山口(@tyamaguc07)です。 エンジニアとして、主にHenryのレセ…

Henry の開発はなにが楽しい?ソフトウェアエンジニアにとっての魅力と挑戦をご紹介します!

こんにちは!ヘンリーでソフトウェアエンジニアをしている @agatan です。 ヘンリーでは、医事会計システム一体型の電子カルテ Henry を開発しています。 この記事では、ヘンリーでソフトウェアエンジニアとして働く上での挑戦や面白さをご紹介したいと思い…

事例から学ぶクラウドへのOpenTelemetry導入のハマりどころ

事例をもとに、クラウドへのOpenTelemetry導入時のハマりどころや考慮事項を説明します。

カジュアルな社内勉強会 : ギベンの紹介

定期的に開催するカジュアルな勉強会を社内で立ち上げた話です。

Advent Calendar 2023をやるので2023年を振り返ってみます

こちらは株式会社ヘンリー Advent Calendar 2023の第1日目の記事です。 ヘンリーエンジニアブログ初回の記事がリリースされて300日余り経ち、この間計18エントリーが公開されました。数はそれほど多くないですが、年初公言していた「蓄積してきた失敗談や技…

OpenTelemetry Meetup 2023-10 で登壇しました

2023/10/19 に開催された OpenTelemetry Meetup 2023-10 に登壇したので感想とフォローアップエントリです。

ダブルVPoEが取り組むチーム作りとは?急拡大するヘンリーの“芯”|ヘンリーという組織を紐解く

株式会社ヘンリーは、「社会課題を解決し続け、より良いセカイを創る」というMissionのもと、中小病院向けの基幹システムであるクラウド型電子カルテ・レセプトシステム「Henry」を開発・展開しています。 2023年2月には中小病院向けプロダクトをリリースし…

JVM勉強会(開発編)を開催しました

こんにちは、SREの戸田です。本日はJVM勉強会(運用編)に続けて開催したJVM勉強会(開発編)の一部を公開します。 図1 勉強会はやっぱりGoogle Meetでオンライン開催しました システムプロパティ システムプロパティは環境変数のように、プログラムの挙動を…

オブザーバビリティにはお金がかかる

tl;dr オブザーバビリティにはあなたの直感よりもお金がかかるかもしれない。でもそれはアジリティを上げるために必要なコストである。同時にオブザーバビリティ関連ベンダーには、それらをリーズナブルに提供してもらうことを期待します。 オブザーバビリテ…

JVM勉強会(運用編)を開催しました

こんにちは、SREの戸田です。本日は社内で開催したJVM勉強会(運用編)の一部を公開します。 JVM、使っていますか?弊社ではサーバサイドKotlinが活躍しているので、もちろん日常的にJVMが稼働しています。このためサービス運用の一貫で必要になる知識や関連…

経営層が知るべき、目標と見積りの話について

img_tagert こんにちは。ヘンリーCEOの逆瀬川です。 今日は、ソフトウェア見積りという本を社内輪読会で読んでいるのですが、この本のお陰で、目標と見積りに関するコミュニケーションが劇的に改善したお話をします。 ソフトウェア見積りはとても良い本なの…

はじめまして nabeo です

2023年6月にヘンリーに中途入社した nabeo です。よろしくお願いします!!

StorybookをReact以外のプロジェクトでも使いたい!

はじめまして。今月から株式会社ヘンリーのフロントエンドエンジニアをしている kobayang です。この記事では Storybook を React や Vue などの UI ライブラリを使っていないプロジェクトでも活用できるかも、という話をしていこうと思います。 Storybook s…

【Scala 3 macroがすごい】Compiletime API編

株式会社ヘンリーでメタプログラミングに没頭しているgiiitaです。 突然ですが皆さんはメタプログラミングに触れたことがあるでしょうか? プログラミング言語によって様々なメタプログラミングの機能があります。Javaやその派生言語では馴染み深い「リフレ…

プロダクト開発における認知負荷と戦う知見を共有するイベント「認知負荷バスターズ」を開催します!

こんにちは、リードエンジニアの @agatan です。 今回は、6/16に開催予定のイベント「認知負荷バスターズ」についてのお知らせです! このイベントは、株式会社タイミーとヘンリーが共同で開催するもので、我々プロダクト開発者にとって興味深いテーマ、「認…

フロントエンドをViteからNext.jsに書き換えた話 〜パフォーマンス編〜

こんにちは。4月にヘンリーに入社したSWE / アーキテクト / SETのsumirenです。 弊社ではレセコン一体型クラウド電子カルテの Henry を開発・提供しています。 今回、HenryのフロントエンドをReact + ViteからNext.jsに書き換えました。 この記事では、最初…

医療系スタートアップのバックエンドをモノレポ化した話 〜技術編〜

こんにちは、ヘンリーの SRE の戸田と Wildcard Engineer の岩永です。 弊社ではレセコン一体型クラウド電子カルテの Henry を開発・提供しています。 前編の Henry のバックエンドをモノレポ化した戦略やプロセスに続いて、後編のこちらの記事ではモノレポ…

医療スタートアップのバックエンドをモノレポ化した話 〜戦略・プロセス編〜

こんにちは、ヘンリーの Lead Architect の @kohii です。 弊社ではレセコン一体型クラウド電子カルテの Henry を開発・提供しています。 最近 Henry のバックエンドをモノレポ化したので、その戦略やプロセスについて書きたいと思います。 こちらは前編とな…

Cloud Run (Grafana) + BigQuery + IAPでデータの見える化を実現した

こんにちは、ヘンリーでSREをしているTODA(@Kengo_TODA)です。 弊社ではデータの共有は主にNotionを用いています。ただ各システムからデータをかき集めて動的に共有するには、Notionはちょっと向いていないなと思うところがあります。データを通じてシス…

要件定義失敗と改善の歴史 ~ その時、要求・ユーザーストーリーをどうまとめ、どう改善してきたか ~

開発する上で、難しい部分の一つである要件定義。 弊社では、3年間にわたって苦労し、失敗と改善を繰り返してきた歴史があります。本ブログでは、主にプロセスとフォーマットの失敗について触れます。

Cloud Runで動くJVMの監視にログベースの指標が便利

株式会社ヘンリーでSREをやっているTODA(@Kengo_TODA)です。弊社ではGoogle Cloud Platform(GCP)を活用してサービスを構築しており、またサーバサイドにはKotlinを利用しています。Cloud Runで動くJVMサービスの監視にログベースの指標が便利だったので…

ヘンリーはQAに注力していくぞ!

はじめまして。ヘンリー CEOの逆瀬川です。 タイトル通り、今年は会社としてQA(Quality Assurance)の向上に注力していきます。 今までも要求開発やテストなどの改善を行ってきましたが、今年は会社としてより一層注力していきたく、改めてここに宣言します。…

ヘンリーの技術スタックの概観と展望

株式会社ヘンリーVPoEの@shenyu_cyanです。2023年が始まり、当社の新しい取り組みとしてエンジニアリングブログを始めました。 私たちは「社会課題を解決し続け、より良いセカイを創る」をミッションにプロダクトを開発しています。その第一歩として現在はク…