株式会社ヘンリー エンジニアブログ

株式会社ヘンリーのエンジニアが技術情報を発信します

VPoEとして大切にしていることと、2025年上期に実施した施策

株式会社ヘンリーで2025年3月からVP of Engineeringを務めている戸田(id:eller)です。任命から3ヶ月経ったので現状をまとめつつ、今後の見通しなどについてまとめたいと思います。 VPoEとVPoTの違い 私は1月からVP of Technologyも務めており、現在は兼務…

医療×QAエンジニアの1年間振り返り#ホリスティックテスト

医療スタートアップの1人目QA 。1年を振り返る。

製品組織全体のHoneycomb活用事例

株式会社ヘンリーでオブザーバビリティをやっているsumirenです。 弊社ではトレースバックエンドにHoneycombを活用しています。いまや多くの方が日々の業務で使うようになり、プロダクトの運用になくてはならないものになりました。 この記事では、ヘンリー…

gRPCで分断されたモノリスを段階的にモジュラーモノリスに移行する

こんにちは。株式会社ヘンリーでエンジニアをしているagatanです。 私たちが開発する電子カルテ・医事会計システム「Henry」は、非常に巨大な単一のプロダクトです。そして、その性質上、明確なドメイン境界を見出すことが難しいという特性を持っています。…

実装手順書よりもコンパイルエラー

株式会社ヘンリーでエンジニアをしている okbee です。 直近は製品のフルリニューアルを行なっており、詳細は省きますが、私もこの開発に参加しています。社内では「コスト連携」と呼ばれる機能の開発を主に担当していました。 「コスト連携」をざっくりと説…

Henry Engineer Meetup #1 を開催しました!

ヘンリーとして初めての Henry Engineer Meetup を開催しました!

ヘンリーで初めて製品部室長合宿をしました

こんにちは。ヘンリー CEO / CPOの逆瀬川(gyaku)です。5月末に、製品本部で初めて部室長合宿を行いました。現在部室長を担っている人、今年部室長を担う予定の人、アーキテクトやEMなど将来の組織設計に関わるメンバー合計9名が参加し、2日間に渡り議論を行…

HealthTech Meetup vol.1を開催しました #healthtechmeetup

ヘンリーでPMをやっているdamです。 2025/5/22に六本木のメドレーさんオフィスにて、メドレーさん、リンケージさんと合同で「HealthTech Meetup」を開催しました。 henry.connpass.com (2025/6/10追記)メドレーさん、リンケージさんからも開催報告エントリ…

開発者インタビュー: ヘンリー開発の現在地 - VPoE 兼 VPoT 戸田さん

ヘンリーは今、何を作っていて、どのような開発をしているのか。VPoE 兼 VPoTの戸田 (id:eller) さんに、プロダクトの説明から、開発体制、技術スタック、開発手法や文化までお話を伺いました。ポッドキャスト番組、ヘンリー理想駆動ラジオのエピソードから…

中長期でサービスの様子を観測する取り組み (パフォーマンス分析会) の紹介

SRE

SRE チームで実施しているパフォーマンス分析会という取り組みについて紹介します。

イオンスマートテクノロジーさん、DELTA さんと「シネマ de LT会〜あなたのナレッジ大上映〜」を開催しました #CinemaDeLT

「シネマ de LT会〜あなたのナレッジ大上映〜」の開催報告です。

SREチームを作るうえで大切にしていること

SRE

株式会社ヘンリーでSREをしている戸田(id:eller)です。ひとりめSREとしてヘンリーにジョインしてから約3年、現在ではSREも3人のチームになりました。それでも事業計画に対してはまだ足りていないので、SREエンジニア採用を継続的に行っています。 私がSRE…

ヘンリー理想駆動ラジオ始めました

id:Songmu です。4月から非常勤となりフェローというタイトルを拝命しました。技術広報の支援を中心に活動していきます。 その一環として、「ヘンリー理想駆動ラジオ」というヘンリーの開発・運営の様子をお届けするポッドキャストを始めました。「理想駆動…

エンドポイントカットのトレースサンプリングを提案したい

株式会社ヘンリーでオブザーバビリティを担当しているsumirenです。 先日のHoneycombでスパンを削減する - 株式会社ヘンリー エンジニアブログ という記事で、スパン削減にはトレースカットとトレース横断の2つのアプローチがある話をしたうえで、トレース横…

Honeycombでスパンを削減する

株式会社ヘンリーでオブザーバビリティを担当しているsumirenです。 ヘンリーではHoneycombのProプラン、15億スパンの契約をしています。 GraphQLのresolverなどあまりにスパン量が多いものは導入時に削りましたが、顧客数が増えたり新規機能が増えたことでQ…

難しいプロダクトが成長している今だからこそ、ソフトウェアエンジニアリングでデリバリーを3倍速くしたい

こんにちは。ヘンリーでエンジニアをしている agatan です。 私は現在医事会計チームに所属し、医療事務の皆様が使う会計システム(レセコン)としての側面について Henry の開発に携わっています。 日々開発をする中で、「デリバリーが3倍速ければいろんな…

株式会社MOSHの皆さんと合同勉強会を開催しました

株式会社ヘンリーでSREなどをしている戸田です。弊社では技術勉強会略してギベンを毎週開催しておりますが、このたび個人の方がネットで簡単にサービス販売できるプラットフォームを開発、提供していらっしゃるMOSH株式会社の皆さんと合同で技術勉強会を開催…

Server-Side Kotlin LT大会 vol.14 を開催しました

ヘンリーで SRE をやっている id:nabeop です。 すでにスマートラウンドさんから開催レポートがでていますが、2025年2月28日に Server-Side Kotlin LT 大会 vol.14 が開催され、運営に参加している弊社は飲食スポンサーを担当させてもらいました。

プロダクトフルリニューアルを機に MobX をフロントエンド開発で導入した話

こんにちは、アーキテクト室の岩永です。 ヘンリーでは去年からプロダクトのフルリニューアルを進めており、その一環としてフロントエンド開発に MobX を導入しました。 当初は複雑なUIの実装を整理するための View Model として限定的に使い始めましたが、…

Cloud ProfilerのJVM用agentをjibのコンテナに入れる

SREの戸田(id:eller)です。先日出した合同誌でもJavaagentをGradleでダウンロードしてコンテナに入れる方法を紹介しましたが、さらに固定URLからダウンロードした tar.gz を解凍する必要のあるケースがあったので紹介します。 固定URLから依存をダウンロー…

Cloud Run + OpenTelemetryでもトレースが途切れないようにPropagatorを自作する

ではCloud Run + OpenTelemetry + 外部オブザーバビリティバックエンドでトレースが途切れる原因を解説し、それを避ける手段の1つとしてアプリケーション上でPropagatorを自前実装する方法を紹介します。

2024年ヘンリーアドベントカレンダー完走の感想

2024年ヘンリーアドベントカレンダーの完走の感想です

4年モノGoogle Cloudプロジェクトで導入して良かった新機能

株式会社ヘンリーでSREをしている@Kengo_TODAです。弊社が提供しているレセコン一体型のクラウド電子カルテサービス「Henry」では4年前からGoogle Cloudを採用しております。 Google Cloudは日々進化しており、弊社サービスでもこの4年間で増えた機能を活用…

医療現場の未来を創る製品開発

こんにちは。ヘンリー CEOの逆瀬川です。 この記事は株式会社ヘンリー - Qiita Advent Calendar 2024の25日目の記事です。前回はあかつきんぐさん の「CSキャリアの描き方(カスタマーサクセス・カスタマーサポート)」でした。 私たちヘンリーは、病院向け…

あなたの検査がカルテに書かれてから結果が返ってくるまでに裏側のシステムでは何が起きているのか

株式会社ヘンリーで電子カルテと外部機器・ソフトウェアの連携部分の開発を担当している坂口(id:wakwak3125)です。この記事は株式会社ヘンリー Advent Calendar 2024の14日目の記事です。前回は「大きくて複雑なものを作る人達へ送る一冊|永田 健人」でし…

GitHubのGraphQL APIを使ってPull Requestを分析するためのレシピ

株式会社ヘンリーでSREなどをしている id:eller です。この記事は株式会社ヘンリー Advent Calendar 2024の6日目の記事です。前回は id:Songmu の「社内ラジオをポッドキャスト配信する」でした。 先日GitHubのGraphQL APIでエンジニアのPRの使い方を分析し…

社内ラジオをポッドキャスト配信する

id:Songmu です。この記事は株式会社ヘンリー Advent Calendar 2024 5日目の記事です。 ヘンリーは北海道から沖縄まで、何なら上海から働いている社員さえいるフルリモートの会社です。フルリモート環境においては特に、社員の相互理解、そのためのそれぞれ…

株式会社ヘンリー エンジニアブログの今年1年の記事を振り返る

2024年に公開されたヘンリーのエンジニアブログのアクセス状況を振り返ります。

Gradleプロジェクトを分割するときに僕が考えたこと

株式会社ヘンリーでSREなどをやっている戸田(id:eller)です。 私は先日より複数のブログやプレゼンで「Gradleプロジェクトを分割したいけどできてない」と言っております。 Gradleプロジェクト分割にはコードの置き場所が明確になってプログラマの心理的な…

Our DPE Journey Halved Pre-Merge Build Time

※ 英文記事です。同内容を日本語で掘り下げた記事を弊社有志で発行した同人誌に掲載していますので、よろしければご参照ください。 This report will share our Developer Productivity Engineering (DPE) Journey at Henry, Inc. Our server-side Kotlin pr…